特別お題「わたしがブログを書く理由」

特別お題「わたしがブログを書く理由

 

20代のころから作家になりたかった。

青春の中で本当はみなさんが出会っている

失望とか絶望とかそういう類の気持ちをどうしてもどうしても

自分の中でとどめておくことに苦しさを覚え、

日記を書き始めた。

行く場所の失っていたその感情を表現することで、

自分はここに存在している、と確認のできる場所でもあった。

書き続けていくうちに

小説家、作家になりたくなったので、いろいろとその当時

出版されていた本などにアクセスしたときもあった。

 

当時は小説の賞レースに勝ち抜くとか、自費出版するしか

方法もなく、

実際に私自身が書くものも原稿だった。

本当に原稿って大変で、

「ここに記載したものをこっちに移動したいのだけど」

ってパソコンなら

一瞬でできるものを

消しゴムで消して、それを他の紙に書きうつさないといけなかった。

 

その後、ライターとしての経験をさせていただけることもあった。

ただ、それは、必ず、何か制約のあるものだった。

「お題」が決められ、自由とは程遠いものだった。

でも、それも一つの自信にはなった。

*自分の書いたものがお金になる*という一つの経験だった。

 

でも、その中でも、もっともっと、自由な表現で

「自分の書いたものを誰かが読む」というそういう

経験をしたいと思った。

 

自分のFacebookのページをこってみたりしたのだが、

どうしても、友人が見るという制約があり、

自分の羽を伸ばせた感じがなかった。

 

どこかで、誰の目も気にせず、自分の気持ち

それこそ、

悲しみも狂気も喜びもそういうすべてすべてをさらけ出せる場所

があればいいな、と思ってブログを開始をした。

そのブログのアドレスは

友人にも誰にも相談および連絡はしなかった。

 

一時はブログにアクセスなどなく、

「こんなことをしていることに意味があるのか?」

ということを疑問に思ったこともあった。

「ブログのアクセス数を増加させる本」などをよみあさったりもした。

 

でも、やはり、私は書き続けた。

それは、「作家になりたい」と願う私の昔からの夢に沿う

ものだったからだ。

そして、そのうちに訪問してくれる方もでてきた。

 

ブログがたまってきたときに、

電子書籍で出版しないか」という機会を得た。

自費出版に比べ、電子書籍はコストを抑えて出版できることが

当時の私にとってメリットだった。

 

このブログをまとめた第1冊目の本がその後

ベストセラーをとらせていただくことができた。

 

それは、私の作家人生における初の快挙だった。

 

わたしがブログを書く理由

それは、自分の表現の場所を得るためであり、

自分の夢をかなえる場所であり、

人や自分の中の行く場所がなかった気持ちを

解放してあげられる場所を得るためなのだと思う。

…。

わたしがブログを書く理由

自分はここに存在している、と確認のできる場所を見つけるためだろう。

…。